骨盤のゆがみ

骨盤は、真ん中の仙骨、尾骨と、
両サイドの寛骨からなり、
それぞれの骨の角度や位置によって、
ゆがみが生まれます。
上半身と下半身の要(かなめ)であり、
骨盤のバランスは全身に影響します。
また、骨盤という器に、
膀胱、子宮、直腸などが収まっており、
ゆがみによって各臓器が押しやられ、
機能に影響する場合もあります。
日々の使いかたで徐々にゆがむ場合と、
ケガや事故による、
外からの衝撃でゆがむ場合、
とがあります。
周辺の筋肉と関節の緊張をゆるめ、
骨盤本体の仙腸関節にアプローチして、
左右のバランスを整えます。
骨盤バランスが整うことで、
全身の筋骨格のゆがみがとれる、
運動機能と内臓機能が正常化する、
という効果が期待できます。
人は誰しも必ず、
右利き/左利きのような左右差があり、
完全に左右対称ではありません。
審美的なバランスも大切ですが、
偏りをなくして本来のあるべき形となり、
痛みがなく動ける身体となることが、
より大切だと考えます。